その他の報告

避難所ボランティア養成講座 見学の報告

 

平成30年6月24日(日)東部区民活動センターに於いて、塔山小避難所運営本部の主催で「避難所ボランティア養成講座」が開講しました。

その講座を見学に行かせていただきましたので、ご報告いたします。

 

この講座は全3回です。第1回目の今回は「HUG」です。

「HUG」とは、避難所運営ゲームの各頭文字を取って「HUG」と言っています。

 

この講座は、昨年からスタートしました。したがって「HUG」は2回目です。

1回目の時は、30名くらいだったと聞いています。

 

今回の参加者は55名でした。スタッフなどを入れると70名だったでしょうか?

塔山小の避難所地域は「関心が高い!」と感じました。

 

初め、避難所ボランティア養成講座を企画しました、氷川防災会の芹田氏より養成講座の取り組み等についての説明がありました。

その中で、学校の統廃合により、塔山小学校を避難所としている地域が、4つの地域が増えて、現在7つの防災会が塔山小学校を避難所としていることです。

 

そして、7つの防災会の世帯数や居住者の人数から算出した結果、避難者は4,560人になったそうです。

これについて、大変に驚きました。これでは避難者の受け入れは(災害の規模にもよりますが)非常に難しいと思いました。

 

さて、中野区防災分野にバトンタッチされ「HUG」の進め方についての説明がありました。

 

説明が終わり「HUG」のスタートです。

皆さん、熱が入ってくると意見が割れますね!

これが本当の避難所だったらと思うと、ちょっと怖いですね!

冷静さを取り戻し、中には遅れながらも1つ1つこなしていました。

 

また、どのグループを見ても考え方が違っていました。

当たり前ですね! 一人一人、考えが違うんですもの!

 

あっという間に時間がきてしまい終了しました。

参加者全員が各グループを見て歩き、自分たちとの違いを感じていました。

最後、各グループの代表から感想をいただき終了しました。

 

区への質問の中にありましたが、避難者もそうですが、帰宅困難者がここ塔山小に大勢来る想定をしておかなければいけないと思います。

ここ塔山小は、大久保通りと山手通りに面していること、また青梅街道からも近いことを考えておかなければいけないと思います。

 

しかし、そもそも7つの防災会がこの塔山小を避難所としています。

塔山小避難所、避難想定者⇒約4,500人+帰宅困難者など・・・。

 

避難所としてこれで本当に良いのか考えなければいけないと思います。

それも早急に!

 

「HUG」をやったら、今度は塔山小で「HUG」と同じことを、実践的な訓練としてされると良いですね。

話を聞いたら、昨年このような訓練をされたと聞きました。素晴らしいですね!

 

年1回以上は「HUG」⇒「実践的な訓練」をされることをオススメしたいと思います。

繰り返しやることによって、避難所のルール作りやマニュアルを作成されていくと良いと思います。

 

今回の見学で「HUG」がここまで広がっていること、大変に嬉しく思います。

「HUG」が中野区など、全体にもっともっと広がることを願います。

 

この度は、塔山小避難所運営本部の皆様には、大変お世話になりました。

ありがとうございました。


桃花小学校防災倉庫等の点検

 

平成30年6月16日(土)10時~ 桃花小学校の防災倉庫点検と校舎内の確認を行いました。

早い方は9時30分過ぎ、皆さん10時前からお集まりいただきました。

参加者は、橋場・桃園・宮桃の三防災会と桃花小と区職員です。

 

まず初めに、主事室に行きました。入ったのは裏口からです。

ここでは、防災無線の操作等のマニュアルがB4サイズだったので、A3サイズに拡大してもらう要望を出しました。

 

次に家庭科室です。避難所が開設されたら、ここが運営本部の部屋になります。

家庭科室から体育館に行きました。

体育館では、防災倉庫から備蓄品などの搬入口の確認や、トイレや更衣室を確認しました。

 

体育館を出てから、各教室を見て歩き確認しました。

最後に、防災備蓄品倉庫に行きました。

 

ここでは、シャッターの開け閉めの確認と備蓄品などを確認しました。

シャッターを閉めるのは紐を引っ張ればスムーズに閉めることができます。(簡単でした!)

ところが、開けるときはチェーンを引っ張っても、じれったくなるくらい、少しづつしか開きません。

「これ、どうにかできないの?」との声がありました。

 

実際に歩いて(見て)確認すると、いろいろなところが見えました。

 

参加された方、一人一人から感想を聞いて、それを反映させたいと思います。

 

今回の避難所防災倉庫点検は、都合が悪く行かれなかった方もいました。

したがって、次回の避難所運営会議(7/11)の時、文京区立文林中学校の避難所開設キット訓練の報告と合わせて報告したいと思います。

 


文京区立文林中学校

避難所開設訓練のご報告

 

平成30年5月27日(日)文京区立文林中学校に於いて、避難所開設訓練の見学に行ってまいりました。

文京区の避難所総合訓練は、年4回(春夏秋冬)実施されています。また、年1回フェスティバルを行っています。

今回は、春の避難所総合訓練です。毎回テーマを決めて訓練を行っているとのことです。

今回のテーマは「初動対応と情報管理」です。

 

見学に行った目的は、過日大田区役所に於いて、避難所開設キットの見学しました。

そのキットを使っての訓練が文京区で実施されることを知り、キットを使った訓練を見学したく行って参りました。

参加者は、橋場町会の高橋会長と宮桃町会の中山会長、その他4名。計6名で行って参りました。

 

余談ですが、チラシなど広報のお知らせでは、10時からの訓練と書いてありました。

ところが、10時だと思っていましたが、避難所開設キットを使っての訓練は、何と8時30分からでした。(前日に知りました)

8時30分から行う訓練は、地域役員のみの訓練とのことです。そして、10時からは一般の方が行う恒例の避難所総合訓練ということでした。

したがって、朝の7時20分くらいに、新中野駅で待ち合わせをして、朝も早よから元気よく!皆で行って参りました。

 

文京区の避難所開設キットの導入は今年度からの導入です。

そして、文京区の中で最初に文林中学校へ導入。導入後初となる訓練になるとのことでした。

 

年10回くらいワークショップを行い、何年もかけてキットを作り上げての導入、そして訓練とのことでした。

地域でも、訓練前に4回ワークショップを開いたとのことです。でも、4回やってもぜんぜんわからないよ。と言っていました。

それでも、参加された方々は少し戸惑いながらも訓練を進めていました。

 

避難所に、まず6名が駆けつけた想定で始まります。

門の鍵を開け、備蓄倉庫に行き、そこから「避難所開設キット」を持ってきます。

 

そして、キットを開いて「はじめにやること」を取り出し、書いてあることを読み上げていました。

まず、皆さんで深呼吸をしてからリーダーを決めていました。(深呼吸と書いてある)

 

その後、避難者(役員)20人が来た想定で始まり、20人の協力で施設点検や各班の準備など、立ち上げを行いました。

驚いたことに、校舎や体育館などを見たら、どこの床もシートを貼ってあり、土足で上がれるようにしてあったので、職員は事前準備が大変だったと思います。(素晴らしいです)

 

施設点検班は、被害の確認のため、体育館や校舎を点検しました。

点検箇所には、被害想定が貼ってあり、区の職員が点検方法を説明していました。立入禁止区域には、黄色のテープを実際に貼っていました。

 

本部も立ち上げられ、地図をボードに貼り、何をどこに(要配慮者や遺体安置所、ペットなど)を検討し、場所を決めていました。

また、受付の担当者は、本当の災害だったらこれじゃ厳しいな、と言っていました。(本音ですね)

 

皆さん慣れない中、少し戸惑ったりわからないことがあると、区の職員が答えたり、リードをしてました。

個人的に感じたことですが、どのポイントに於いても、区の職員のフォローが素晴らしい。と感じました。

おそらくですが、何回もシュミレーションしているのではないかと思いました。

また、訓練で良かったところ悪かったところをピックアップして、バージョンアップをしていくとも言っていました。

この訓練で得たことは、次の訓練に生かされるでしょう。

 

今回、避難所開設訓練を見学させていただきました、三町会(千駄木東林町会・千駄木西林町会・千駄木三丁目町会)の皆さんと会長さんには、大変にお世話になりました。

参考になり、勉強になりました。本当にありがとうございました。

 

今回の避難所開設訓練で得たことを、私たちの避難所に活かすことができたら幸いと思っています。

時間はかかると思いますが、少しづつでも一歩前へ進めて行きたいと思います。

 

余談です。

写真の最後2枚は、校舎の玄関のところに飾ってあった写真を撮りました。

よ~く見ると、北島康介さんの出身校だったんですね!

 

以上。

 

いただいた資料は、文京区のHPにありましたのでリンクしました。

 

みんなで学ぶ 防災対策 日頃の準備のために

文京区防災地図(表面)

文京区防災地図(裏面)

文京区水害ハザードマップ(表面)

文京区水害ハザードマップ(裏面)

文京区土砂災害ハザードマップ(表面)

文京区土砂災害ハザードマップ(裏面)

中高層マンション防災対策

地域のための文京区防災行動ハンドブック


大田区役所見学のご報告(その1)

 

5月8日(火)午後、大田区役所に行って参りました。

目的は「避難所開設キット」と「見守りキーホルダー」の見学です。

 

3年位前に、大田区で行っている「避難所開設キット」と「見守りキーホルダー」を知りました。

この時は、話で終わってしまいましたが、また話を出させていただき、今回の見学となりました。

13時30分~防災危機管理課、15時~高齢福祉課、どちらも事前にアポを取ってお伺いしました。

 

「避難所開設キット編」

防災危機管理課に於いて「避難所開設キット」を拝見させていただき説明を受けました。

導入のきっかけは、開設時の負担軽減とだれでも簡単に開設ができることを目的に、EvaQuick(合同会社グローバルリンク)を導入し、避難所に合わせて作り上げたとのことでした。

 

ボックスを開けると写真付きのシートが出てきます。そのシートに従い行動をします。

それが終わると、ボックスから優先する業務のケースを取り出し、各業務を開始します。

 

色分けしているのは、赤ケースが優先で、次に青ケースになります。

ケースの中には、必要な物が入っていて、書いてある通りに行動をします。しかし、人数がいれば全て同時進行してもかまいません。

各業務のケースの他には、マニュアルのケースや避難所周辺の地図などが入っています。

なお、ここで言うマニュアルとは資機材の使い方や非常食などの写真です。

 

職員からは「まだまだ課題はあります。」とのことでした。

例えば、安否確認訓練を行うに当たり、個人情報の壁があること。そのため、今後の課題として、福祉課と連携して取り組むこと。また、福祉課だけではなく教育委員会などとも連携して取り組んで行きたいと言われていました。

 

キットを見学し、感じたことは、だれでも簡単に避難所開設ができることは、素晴らしいと思いました。

できることなら、このようなキットを桃花小でもやりたいと思いました。

 

また、大田区の避難所マニュアルは、区共通のマニュアルではなく、避難所ごとに違うマニュアルとのことでした。

それぞれの地域によって、避難所マニュアルが違うのは当たり前のことだと(私は)思っています。

 

大田区では、避難所マニュアルを作成するにあたり、活動のためのガイドブック【基本編】と、標準マニュアル【実践編】があり、この2つを参考にして、その避難所に合ったマニュアルを地域で作成しているとのことでした。

 

ところが、中野区の避難所マニュアルは、全て共通のマニュアルです。

 

地域に合った避難所マニュアルを自分たちで作るのは、なかなかハードルが高いこと(逆に言えば意識が低いこと)から、まず避難所開設や運営等の大切さの意識を高めるため、数年前になりますが、中野区で初となるHUG(避難所運営ゲーム)を当地域で数回行い、そして昨年の4月、避難所開設訓練を各町会の役員などで実施しました。

 

今年は、避難所開設訓練のステップアップと、桃花小独自のマニュアル作りを少しでも前に進められたら幸いと思っています。

各リンク

大田区

避難所開設キット

わが家の防災チェックBOOK

マンションの防災対策

新宿区(四谷地区町会連合会ホームページ)

避難所開設キット

文京区(避難所開設キット導入)

避難所開設キット


大田区役所見学のご報告(その2)

 

「見守りキーホルダー編」

5月8日(火)15時~大田区役所の高齢福祉課に於いて「見守りキーホルダー」を拝見させていただき説明を受けました。

 

大田区に住む高齢者、約7人に1人の方が持っているというキーホルダー。

導入のきっかけは、大森にある地域包括支援センター入新井などで、認知症の行方不明者対策にと「高齢者見守りキーホルダー」をスタート。

当初は、一部の地区のみで始まったキーホルダーでした。

 

このキーホルダーは、持ち主の身元を証明する機能があります。身元が分かれば必要な処置をおこなうことができます。

 

でも、このキーホルダーには、その人の個人情報がそのまま書いてあるわけではありません。

写真にあるように、表には「登録番号」と「身元が分からない時は連絡を」と書いてあり、裏には「地域包括支援センターの電話番号」が書いてあるだけです。

 

このキーホルダーを知った区民は「大森では登録できるのに、自分たちのエリアは何で登録ができないんだ!」と言う意見が殺到して、この事業を区のサービスとして取り入れたとのことです。

 

見守りキーホルダーの登録は、65歳以上の方ならどなたでも無料で登録ができます。

そして、登録するには必ず地域包括支援センターに行って登録をすることと、誕生月に毎年更新をすることになっています。

登録すると、登録番号の入ったキーホルダー、マグネット、シール、アイロンシール(シールとアイロンシールは希望者のみ)がもらえます。

 

もらったキーホルダーは、家のカギやバックなどに取り付けたり、マグネットは自宅の冷蔵庫などに貼っておき、シールは杖などに貼って、アイロンシールは靴などに貼ります。

このシステムは、大田区内の警察や消防でも認知されています。

 

したがって、持っている方が倒れた場合、包括に連絡を入れて登録番号を言うと、その番号からどこのだれなのか、かかりつけ医や病歴、内服薬などすぐわかるとのことです。

 

当初、このシステムは、認知症の徘徊の対応のために有効とのことで生み出したキーホルダーでしたが、実際に登録を開始すると、ほとんどが医療や介護を必要としていない元気な方々が多く登録をしてもらっているそうです。

区としては、65歳以上全員の方に登録をしてもらいたいとのことでした。

 

この大田区のキーホルダー事業は、高齢者見守りのモデルケースとなって、全国の自治体でも多く採用されているそうです。

先々の構想では、マイナンバーとキーホルダーの組み合わせを考えている(現在、考え中)とのことでした。

 

写真の「介護中」のホルダーは、例えばトイレに一緒に入るときや、男性が女性の下着を買うときなど、介護していることを周囲に知ってもらうときに使います。

自分の母親を介護しているのに、変質者に間違われたら、たまりませんもんね!すばらしい!

 

また、大田区では、夜間・休日専用の「高齢者ほっとテレフォン」があります。

区役所が閉庁している時間帯に、高齢者の健康や介護・福祉に関する相談を、資格を持つ専門員が受けるサービスを行っているとのことです。

 

キーホルダーを見学して感じた(驚いた)ことは、キーホルダー・シール・アイロンシール・介護中ホルダーをいただきましたが、よく見るとキーホルダーとシールには「見本」と書いてあります。

と言うことは、多くの方がここ大田区役所に来られ、見学しているのではないかと思います。

だからなのか、工場見学みたいに説明がスムーズです。

 

このキーホルダーのシステム、パンフレットにあるように、どこにいても「もしものときにも安心!」と思いました。

だから、どこかで倒れてもすぐに分かるように、元気な皆さんも欲しがるのではないかな?と思いました。

もらった人は、これを持っていると「安心」のようですね。

 

今回の見学は、今度の「支えあいネットワーク会議」でも報告される予定ですが、会長からもお話があると思います。

このシステム、先駆を切って桃園地域から初めてみてはどうかと思います。そして、中野区全体に広がればすばらしいと思います。

 

この度、大田区役所の職員の方には、親切に対応していただき本当に感謝申し上げます。

ありがとうございました。